昔は、お盆が近くなると夏休みの計画が楽しかった。当時の自分にとって映画は一番の娯楽であった。なかでも寅さんの映画は兵隊に志願した昭和44年から始まったものであり社会人1年生からの同時進行ドラマになるので興味深かった。特別外出を許可された昭和45年の夏、旅館に泊まるお金もなかったので浅草の映画館で朝までやっていたロードショウ(150円)で「男はつらいよ3本立」の特集が最初だったような気がする。「まだ国民的な人気じゃなかった。」格好良かったのは「啖呵売」田舎の祭りにくるテキ屋(寅さん)さんの口上が強烈でアカヌケて見えた。とても素晴らしかった。
「今年のあなたの運勢を変える、この虎の絵、近くに寄って見てください、虎は死して皮を残し、人は死んで名を残す。私だって絵心がないわけじゃない。一番好きな絵は売りたくない、まして気に入らない絵は売りたくない。いっそ我が家の庭の土蔵にしまっておきたい。しかし私にも生活があります。国にはかわいい女房子供が待っております。東京では1000や2000はくだらない芸術品だが、浅野内匠守じゃないけど腹切ったつもり、ねえ、まかった数字が一、物の始まりが一ならば、国の始まりが大和の国、島の始まりが淡路の島、泥棒の始まりが石川の五右衛門ならば、博打打ちの始まりが熊坂の長範。続いてまけちゃおう、二つ、にいさん寄ってらっしゃいの吉原のかぶ、日光結構東照宮、憎まれっ子が世にはばかる、仁木の弾正は芝居の上の憎まれ役、三三、六ポで引け目がない、産で死んだか三島のおせん、四谷赤坂麹町、ちょろちょろ流れるお茶の水、粋なねえちゃん立ち小便」こんな具合で魅力溢れる面白い映画だった。
寅さんのマドンナ 男はつらいよ!
故郷は葛飾柴又です。
名曲「北の国から」
秋田県 角館町出身 藤あや子の秋田音頭
恋しい テレサ・テンで空港
小川範子メドレー グッバイマイラブ 北国行きで
能代港から遠くに見える白神山地
最近のコメント