「ちょす」と「なげる」
ガッコ出てから兵隊さなり関東で勤務しましたが秋田弁だからといって馬鹿にされたことはあまりなかったがよく笑われました。特に「ちょす」と「なげる」がなかなか抜けなくて困りました。「ちょす」というのは「触る」とか「いじる」の意味で「なげる」とは 「捨てる」という意味です。方言は言葉ですが訛りは発言「しゃべる」方法ですから年配者程酷く理解できません。
例えば
自分「これもう、なげても(捨てても)いいですか?」先輩「何で投げるの?」
自分「だってもうゴミですよね、これ?」
先輩「ゴミだけど、なんで投げるの?(怒)」
自分「…はい、すいません。」
客:「この電波時計、時間がズレちゃったんですけど直りますか?」
関東地方では通じなかったけれど石川啄木には助けられました。
「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく 」石川啄木
故郷の訛り(方言)が懐かしくて,駅の人混みの中に(方言を話す人がいるか,と思って),それ(方言)を聞きに行く.この歌が詠まれた時,石川啄木は上京して東京に住んでいました.故郷とは,岩手県渋民村の事です.停車場とは上野駅です。こんな調子ですがこれからも少しづつブログに載せて楽しみたいと思っています。
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