案山子
久しぶりに案山子を聞いた。
2等兵時代にお袋からもらった手紙を思い出します。若手時代は消灯ラッパと案山子の唄は苦手でした。何かと心細く不安な青春時代は若さと馬鹿さが同居して案山子の歌詞がシミシミ
こたえたものです。
作詞 さだ まさし
元気でいるか 街には慣れたか
友達できたか
寂しかないか お金はあるか
今度いつ帰る
城跡から見下ろせば 蒼く細い河
橋のたもとに 造り酒屋のレンガ煙突
この街を綿菓子に 染め抜いた雪が
消えればお前が ここから出て
初めての春
手紙が無理なら 電話でもいい
金頼むの 一言でもいい
お前の笑顔を 待ちわびる
お袋に聴かせてやってくれ
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