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2010年11月17日 (水)

柿食えば・・・

森岳温泉近くの柿の木
Dsc00729

アチラこちらで柿の木の葉っぱが落ちて赤い実がにぎやかです。
最近ではシブ柿を食べる習慣がなくなったようで昔のように焼酎につけてシブを取ったり漬け物に入れたりする家庭が少なくなったようです。柿は特に血圧にいいとかで医薬品になっているそうで医者が勧めてくれています。
子規の有名な
『柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺』を思い出し今一つ意味がハッキリしなかったので調べてみました。(明治28年10月、子規は奈良法隆寺を訪れ境内の茶店で休んでいたところ奈良名産の御所柿が盆に盛られて出てきた。茶屋の前から石段を登っていくと古い鐘楼があり、大きな黒い鐘がかかっていた。これが法隆寺の時の鐘で、昔から斑鳩の里に時を告げてきた。)抜けるような秋空のもと、そそり立つ法隆寺の大伽藍を見ながら茶店で柿を食べていると、すぐ近くにある西円堂の鐘楼から時を告げる鐘の音が響き始めた。鐘の音は、法隆寺の裏山にこだまし、微妙なうねりを伴いつつ斑鳩の里に伝わっていった。と云う意味でした。

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