懐かしい呑み仲間
六本木の防衛庁当時の親方(隊司令)から電話があった。
親方は、大佐で退官されスグ郷里の高知県大豊町長を3期勤め、現在年金生活していると話された。とにかく懐かしい呑み仲間であった。国体の相撲選手で大食漢、大酒飲みでもあった。不摂生したわりには元気そうであった。カラオケは、三波春雄が好きで玄人顔負けの上手さであった。ある日親方は、「俺の顔見たら歌っているかい?」ばかり聞きやがって誰も「仕事してるかい」と言ってくれないと嘆き、いつも怒っていたが、ムッチーもそう思っていたので別に同情はしなかった。5時から男だったムッチーは、5時になったらまず焼酎のお湯割り呑む、家に帰りたくない親方はいつの間にか必ず隣の席に座っている、いつも3杯目が呑み終わると「神楽坂のスナック-フローラ」に行きカラオケを歌った。どこで呑んでも終わりは六本木の「ダイハチのラーメン」で締め事務所に帰りダンボールを敷いて寝た。タクシーとか安いのはムッチーの担当で高いのは親方が払った。そんな生活が2年ほど続いたので上司感覚でなく兄貴のような仲間のような気がしてる。世は、平成のバブル景気が最高潮だったので強烈な印象で忘れられない。親方曰く「就職おめでとう あんまり頑張るな!」とのお言葉だった。これは親方一流の激励なのである。「オッス、まだ親方」をやっていてくれる有り難い物語です。
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