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2008年6月 6日 (金)

居酒屋タクシーだって

Pk2008060602100040_size0 昨日は「走るタクシー」と書いたが今朝の朝日新聞の天声人語に「居酒屋タクシー」になっていた。
▼財務省などの官僚がタクシーで帰る際、運転手からビールやつまみなどを供されていたそうだ。「晩酌サービス」にあずかったのは、きのう公表の財務省分だけで383人。うち19人は現金や金券までもらっていた。長妻昭衆院議員(民主)が全省庁に調査を求め、発覚した
▼深夜の霞が関では、客待ちの車が列をなす。残業が習いの役人は大切なお客さんだ。自腹ならどんなサービスを受けようと勝手だが、支払いは役所のタクシー券だから話は別。税金のおこぼれで一杯や小遣いということになる
▼5年にわたり年150回程度もおごられ、お金や金券を渡された人がいるという。こうなると行きつけの店どころではない。小遣いは論外として、いらぬ心配ながら毎度ピーナツやスルメでは飽きないか
▼億単位の国費に慣れすぎると、ビール一本の節約に努める家計が見えなくなる。折しも後期高齢者医療制度では、低所得層ほど負担増になりやすい傾向が分かった。これまでの説明とは正反対、もう「設計ミス」である
▼「実施前に調べるべきだった」という間の抜けた発言には、耳を疑うどころかふさいだ人もいよう。タクシー晩酌について厚労省はまだ調査中らしい。しばらくは残業が多いはずだ。高齢者の怒りを「車内バー」に置き忘れることなかれ。
と、いった具合である。これらは事実でこれから増えるばかりであるとか?
こんな日本に誰がしたんだろうかあまりにも酷すぎる話である。あぁ あぁ 情けない!

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