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2007年3月21日 (水)

百万遍の数珠(ひゃくまんべんのじゅず)

Image103 彼岸の中日ということでお墓参りをしてきました。田舎のお墓は食べ物がいっぱい上がりますので鳥たちが喜んでいるように感じました。中でもカラス君に大歓迎されました。冬のあいだ食べ物が少ないので、今日は「かきいれどき」なのでしょう元気でした。テレビでは各地のお彼岸風景をやってましたが、「おやっ」と思ったのはお彼岸行事で(百万遍の念仏)」をする部落の紹介がありとても懐かしい気持ちになりました。幼い頃親父の実家で2.3回見た光景だったので非常に興味があり調べて見ました。「秋田の各地では、死者や先祖の供養(くよう)のために、葬式の日や春の彼岸(ひがん)・秋の彼岸などに"百万遍念仏"が行われています。それは、親戚(しんせき)や集落の人たちが大勢)集まって、念仏を唱えながら大数珠を廻(まわ)す行)です。百万遍は全国的に行われていますが、もともとは京都の知恩院(ちおんいん)の百万遍行事に由来するものです。八世)・善阿(ぜんあ)が流行病(はやりやまい)がおきたとき、7日間に百万遍の念仏を唱えて鎮めたので、後醍醐天皇(ごだいごてんのう)から「百万遍」の寺号)と大数珠を賜りました。以後、知恩院では念仏を唱えながら大数珠を廻す行事が定例化)しました。また、大勢の人々が1080粒といわれる大数珠を繰り、一粒繰るごとに念仏を唱えてその総和をもって百万遍念仏を唱えたとするものが、民間に広まっていきました。普通の数珠の場合の玉の数は 108個(除夜の鐘と同じ)で、これに10をかけた1080個が基本的な百万遍の数珠の玉の数ですが、必ずしもこの数になっているとは限りません。ちなみに、展示している玉の数珠の玉の数は 478個です。」最近このような行事があまり見られなくなりましたが人間としての大切なつながりが昔はあったようです。

 

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