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2007年2月 2日 (金)

「鬼は~外!」

Oni32月3日は節分。「季節を分ける」ことを意味していますから、節分の始まりを示す立春、立夏、立秋、立冬の前日はいずれも節分ということです。現在では節分といえば立春の前日をありがたがるようになりましたが、これは旧暦の時代から立春頃に一年の始まりを意識した習慣から、特に立春前の節分が他の節分よりも重要視された結果ではないかといわれています。また、豆まきは、「追儺(ついな)」と呼ばれる、前年の邪気を全て祓ってしまうための行事の一つである。節分の日には、炒った豆を年神に供えたあと、その豆を年男(その年の干支の生まれ)が「鬼は外、福は内」と発声しながら蒔きます。この時に蒔かれた豆を、自分の年の数だけ、あるいは年の数より1つ多く食べて一年の無病息災を願う風習があります。「鬼は外」という行事は、中国から渡来して宮中で行われていた悪鬼・厄神払いの行事と、寺社が邪気払いに行った“豆打ち”の儀式が融合したものといわれています。
「鬼は~外」節分の日に追い出された鬼たちは何処へ?
全国各地には鬼にちなんだ独特の風習や行事があるようです。
●名字に“鬼”の字が入る家では、「鬼は内、福は内」ということがあるそうです。
●奈良県吉野、蔵王堂の節分会では、福は内、鬼も内」と唱え、全国から追い払われた鬼を救い仏門に帰依させる行事があります。
●京都の八坂神社では“今年の良い運を持ってくる福鬼を迎える”という、一般の鬼を払うのとは全く逆の行事があります。引用文ながらいろいろ勉強になります。

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