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2006年11月27日 (月)

いよいよ季節が

地元地方新聞によれば、季節ハタハタ漁が解禁された25日、八森、岩館港合わせて約20トンが一気に水揚げされたらしい。いよいよ季節到来である。「秋田名物八森ハタハタ、男鹿で男鹿ブリコ」と秋田音頭にも謡われたハタハタは、江戸時代以前から秋田の食卓になじみの深い魚である。冬の雷が鳴る頃にハタハタが沿岸に集まるので、別名「カミナリウオ」とも呼ばれている。 海が荒れる危険な時期にもかかわらず、ハタハタ漁は、慶長年間の文献にもその名が登場し、献上品としても200年間にわたって秋田の特産品を代表してきた。かつては、豊漁が毎年続き、捕れ過ぎで価格が暴落、「箱代にもならない」と言われるほど大漁貧乏が続いた時期もあった。貧乏家庭では毎日食卓にのり見るのもいやだった記憶がある。でも最近は素直に美味しいと思います。

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